🍽️ 「“食べる”を整える」― バランスよく食べることが美しさをつくる

🌿 1. 食べることを我慢しすぎていませんか?

「最近、夜は炭水化物を抜いてる」
「朝はコーヒーだけで済ませてる」

―― そんな日が続いていませんか?

でも、40代からの美しさは、“減らす”よりも“満たす”ことで育ちます。
体は、食べたものでしかつくれません。

🍎 2. 食べ物が体をつくる、ほんとうの意味

食べたものは、胃で消化され、小腸で吸収され、血液にのって全身へ運ばれます。
その栄養素が、髪・肌・筋肉・ホルモンなどの“材料”になるのです。

つまり「食べる」は、“未来の自分を育てる”こと。

偏った食事は、体のどこかで無理をさせてしまう。
だからこそ、すべての栄養素を“チーム”として考えることが大切です。

🍚 3. バランスの基本をシンプルに

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、
健康を保つために次の5大栄養素のバランスをとることが推奨されています。

栄養素役割主な食材例
炭水化物体と脳のエネルギー源ごはん、パン、いも類
たんぱく質筋肉・肌・髪をつくる肉、魚、豆腐、卵
脂質ホルモンや細胞膜を構成オリーブ油、ナッツ、青魚
ビタミン代謝をサポート野菜、果物
ミネラル体の調整役海藻、きのこ、ナッツ

厚労省の調査(※1)によると、40代女性は特にたんぱく質と鉄分が不足しがち。
肌のハリや疲れやすさを感じる人は、まず“食のバランス”を見直してみましょう。

🥦 4. 続けられる“バランス”のコツ

完璧な食事を目指さなくて大丈夫。
1食でバランスを取るよりも、1日〜2日単位で全体を見直すのが続けやすいです。

  • 彩りを意識(白・赤・緑・黄・黒)
  • ごはんも抜かずに適量(代謝のエネルギーに)
  • 夜は消化の良いものをゆっくり食べる
  • おやつも“ご褒美”として取り入れてOK

バランスの鍵は“完璧より継続”。
「今日は野菜が少なかったな」と思ったら、明日多めにすればそれでOK。

💬 筆者のひとこと

忙しい日、気づいたらコーヒーとパンだけで一日が終わっていて、
「私の体、よく倒れなかったね…」と感謝しました(笑)
だからこそ、翌日はちゃんと“ごはん”を炊くようにしています。

🌸 5. まとめ:ちゃんと食べることは美しさをつくること

無理な食事制限ではなく、
「自分の体に何をあげたいか」で考える。

その小さな意識が、血流をよくし、代謝を整え、
内側から“透明感”を生み出してくれます。

食べることを大切にしている人は、
どんな年齢でも、自然と美しい。

📘 出典・参考

※1 厚生労働省『国民健康・栄養調査(2023年)』
※2 厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2025年版)』
※3 農林水産省『食生活指針』