💪 運動が健康に与える影響

― “体を動かす”は、いちばん身近な治療法 ―

40代に入ってから、朝起きたときに「ん？」って思う日が増えました。
体がスムーズに動かない、ベッドから出てのしのし歩いてどすんとキッチンの椅子に座る。
気づきました。
動かしてない体は、使ってないスマホと同じで、反応が鈍くなるって。

🌿 体を動かすと、血がめぐりはじめる

運動をするとまず、心臓がポンプのように働きだして血流が上がる。
それによって、体中の細胞に酸素や栄養が行き渡ります。
血が巡るということは、“エネルギーが生まれている”証拠。

そして同時に、筋肉を動かすことで
静脈の血液が押し上げられ、老廃物も流れていく。

☀️ 筋肉は「健康のスイッチ」

筋肉って、体を動かすためだけのものだと思われがちですが、
実はホルモンや免疫にも深く関わる臓器のような存在。

筋肉が動くと、“マイオカイン”という物質が分泌されます。
これは、体中の細胞に“若返り信号”を送るホルモンのようなもの。
血糖値を安定させたり、炎症を抑えたり、
心臓や脳の健康を守ったりする力があります。

つまり、筋肉を動かすことは、薬を使わない予防医療。

💨 呼吸も整い、免疫力も上がる

軽く体を動かすだけで、呼吸が深くなります。
深い呼吸は、酸素をたくさん取り込み、
細胞の中で“エネルギーを作るミトコンドリア”を活性化。

この酸素とエネルギーの循環が、免疫細胞を元気にするんです。
だからこそ、軽いウォーキングやストレッチでも、
風邪を引きにくくなったり、疲れにくくなったりする。

🌸 運動で「老けにくい体」になる

運動を続けることで、血流がよくなり、細胞が酸素を十分に受け取れるようになります。
結果として、肌のターンオーバーが整い、髪のツヤも戻る。
さらに、筋肉が体を内側から支えることで姿勢が整い、
見た目の印象まで変わってくるんです。

💬 筆者メモ

運動といえば、昔は「1時間は走らなきゃ」と思ってました。
でも今は、エレベーターより階段派になれただけで自分を褒めてます（笑）。
筋トレ2日で筋肉痛、3日で忘れる。それでもいい。
動いた日は、少し誇らしい。

今日の5分のストレッチが、あなたの未来をゆるやかに変えていきます。