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美しく健康になるにはこれ食べてください! 高カカオチョコレートの超すごい効果6つ

美容と健康そしてダイエットに良い物に迷ったら、ぜひ食べていただきたいのが美容と健康を支える大きな三本柱血管に同時にアプローチできる高カカオチョコレートです。
ダイエット中の間食や「もう少し何か食べたい」ときにはぜひ高カカオチョコレートを食べてください。
今回はプライマリースーパーフードとされている高カカオチョコレートのすごい効果を6つお伝えします。
高カカオチョコレートを間食として毎日取り入れられれば美容と健康の絶大なサポートおやつになります。

カフェインが含まれるため妊娠中や授乳中の方、カフェイン摂取に不安のある方は医師の指導のもと摂取管理されますようお願いいたします 。

高カカオチョコレートとは

高カカオチョコレートとは、チョコレートに含まれるカカオの量が通常70%以上のチョコレートで、80%・90%のものも売られています。

一般的なミルクチョコレートに比べて砂糖や乳製品の含有量が少なく、カカオが豊富に含まれているため、より濃厚な風味と少し苦みがあります。
90%のものは慣れていないととても食べずらいですので、初めて食べる方には70%~80%のものがおすすめです。

高カカオチョコレートの超すごい効果

年齢にとらわれなくなる

年齢を重ねるにつれ脂肪を燃焼しづらく、シワ・たるみ・くすみなど肌の老化を促進させ体を錆びさせる私たちの大敵”活性酸素”
一般的な女性の加齢による美容、ダイエットの悩みのほとんどがこの活性酸素によるものなんです。
そしてこの活性酸素に対抗してくれるのが抗酸化物質です。

抗酸化物質が活性酸素をおさえて、細胞が傷つくのを防いでくれるんです。

抗酸化物質は体内でも作られますが30代以降では不十分なので抗酸化物質を含む食べ物を
普段の食事から摂取することが大切です。

抗酸化物質は特にこれらの植物に多く含まれています。

ベリー類(ブルーベリー、イチゴ):ポリフェノールやビタミンCが豊富

緑黄色野菜(ホウレンソウ、ニンジン):ビタミンCやカロテノイド

ナッツ類(アーモンド、クルミ):ビタミンE

緑茶:カテキンという強力な抗酸化物質

高カカオチョコレート:フラボノイド(カカオポリフェノール)

カカオポリフェノール特に高い抗酸化力を持ち、植物中最高クラスのポリフェノール量を誇ります。

高カカオチョコレートを食べることで体内でカカオポリフェノールを取り込み高い抗酸化力を持つようになります。

すると年齢にとらわれない体づくりを目指せるようになります。

美の土台である腸内環境が整う

腸内環境が整うと栄養の吸収が良くなり、肌に必要なビタミンやミネラルが十分に供給されハリや艶はより良くなり、水分の吸収も促進されるので肌の潤いが増します。

カカオプロテイン

高カカオチョコレートにはカカオプロテインというタンパク質が含まれており、大腸まで届きフィーカバクテリウムといった善玉菌のエサになります。

フィーカバクテリウムは腸内フローラのバランスを整えてくれたり、全身の健康に広範囲に影響を与える重要な物質、短鎖脂肪酸を生成し特に腸内での炎症を抑える効果が強いとされています。

肌あれは腸の炎症が原因ですので腸内環境を整えることは美肌を作るのに特に重要になってきます。

また、フィーカバクテリウムは元気なご長寿な方に多く見られる善玉菌で「長寿菌」とも呼ばれています。

豊富な食物繊維

カカオには食物繊維も多く、食物繊維は消化を助けたり、便のかさ増しをしてくれるので
便通もよくなり、むくみの解消を助けてくれます。

カカオの食物繊維はリグニンがほとんどで、このリグニンにも強力な抗酸化作用があります。

体が引き締まる

カカオポリフェノールのフラバノールと呼ばれる成分には脂肪の蓄積を促進させるインスリンの急激な分泌を抑えてくれる働きがあります。

インスリンは血糖値の上昇とともに分泌され、糖をエネルギーに変えてくれる大切な役割がありますが、暴食などで血糖値が急激に上がるとインスリンも過剰に分泌されエネルギーにならなかった糖を脂肪に変えます。しかも脂肪の蓄積には上限がないのでいくらでもわんさか脂肪を作り出します。これが=太るです。

なので血糖値とインスリンと脂肪はとても密接に関係していて、この血糖値の急激な上昇を抑えてくれるのがカカオポリフェノールなんです。

そして血糖値がきちんとコントロールされると強い空腹感を感じなくなったり、食物繊維の
サポートで満腹感が長く続くので食べ過ぎを防いでダイエットの強い味方になってくれます。

チョコレートで太る原因はチョコレートに使われている砂糖です

血管がキレイになり栄養が全身をめぐる

”人は血管から老いる”と言われているように、血管が健康ですと体も健康であると言えます。血液には栄養・酸素を運ぶ役目と同じくらい大事な二酸化炭素や老廃物を運び出す仕事があります。
この大切な血管の健康を維持してくれるのがカカオポリフェノールに含まれるフラバノールで、血管を柔らかくしなやかに保つ働きをする一酸化窒素をを作り出すよう血管内の細胞を刺激してくれます。
すると血管壁の平滑筋をリラックスさせ血管を広げ血流が増加し体全域に酸素と栄養素がより効果的に運ばれるようになります。

また血管の炎症も抑えて血圧を下げたり血栓の予防になるので、高齢・年配の方にこそぜひ高カカオチョコレートは食べていただきたいと思います。

ちなみに私は箱買いして実家に送りつけてます。

脳の機能が高まる

血流が良くなるともちろん脳の血流も良くなるので注意力や記憶力の向上の効果が期待できます。

カカオポリフェノールの一種であるフラボノイドにはシナプスの強さや数を調節する能力を高めてくれたり、新しいシナプスの結合を形成する力を増やしてくれます。

脳の”奇跡の肥料”と言われているBDNFというタンパク質を増やしてくれる可能性があることが考えられています。

毎日食べるのが理想

高カカオチョコレートを摂取するのにとても大切なことは毎日欠かさずに食べることです。
もちろん、なんでもそうですが”食べ過ぎ”は糖分や油分の摂りすぎになりカロリーオーバーになります。

1日に食べる量は5グラム程度5回に分けて全部で25グラム摂るのが理想です。
市販されているものも5グラムずづ個包装されてるものが多いのでカバンに入れて持ち歩いたりもできます。
食前に食べればその後の食事による血糖値の上昇を緩やかにしてくれ、食後の「もう少し食べたいな」ってときに食べると満腹感を得られ食べ過ぎを防げ、間食にすれば勉強や作業に集中しやすくなります。
高カカオチョコレートは食べてから30分~1時間後に作用しはじめ、2~3時間ほど持続します。なので一気にたくさん食べるのではなく小分けにして食べるのが理想です。

適量を取ることが高カカオチョコレートの効果を最大限に引き出すことができるのです。

さいごに

ダイエットで大好きな甘いものを断つのはなかなかしんどいですよね、そんな方はぜひぜひ高カカオチョコレート習慣をはじめてみてください。嬉しい効果が期待できますよ。

参考文献・論文

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/56/7/56_560706/_pdf

https://www.nature.com/articles/s41598-020-76160-9

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10917925

https://core.ac.uk/download/pdf/228639216.pdf

https://f.osaka-kyoiku.ac.jp/tennoji-j/wp-content/uploads/sites/4/2020/09/39-12.pdf