鏡の前でふと、
「昔の私、もっと綺麗だったな」と感じたことはありませんか。
写真フォルダをスクロールして
“この頃はよく笑ってたな”“肌も髪も元気だったな”って思う夜。
少しだけ切なくなる瞬間、きっと誰にでもあります。
でも!
たとえ戻ることができなくても――
「育て直す」ことなら、今からでもできるんです。
若い頃の自分は、たしかにキラキラしていた。
けれど、いまの私たちは“どう輝かせるか”を知っている。
それって、すごく大きな違いです。(……ちなみに私は昔の写真を見返すと、
「この眉毛でよく外歩いてたな」って思います(笑))
若い頃に戻りたい気持ちは誰にでもある
街を歩いていて、
つやつやの髪や明るい肌の人を見かけると
“私もあんな頃があったな”って、つい比べてしまう。
でも、それは自然な感情。
「戻りたい」と思うのは、
“もう一度、自分を輝かせたい”という心のサイン。
それって、
まだ自分をあきらめていない証拠です。
希望は、ちゃんと残ってる。
戻る必要なんてなかった
若い頃の自分は、無知ゆえの無敵さがありました。
夜ふかししても、メイク落とさなくても、
次の日には何とかなってた。
でも40代のいまは、
「何とかする方法」を知っています。
知恵も経験も、選択の余裕もある。
だからこそ、
“いまの自分を育てる”ことができるんです。
「若さ」は一瞬の輝き。
「美しさ」は積み重ねのツヤ。
そのツヤは、時間をかけてしか生まれない。
だから、40代からの美しさは“深みのある輝き”になるんです。
いまの自分を育てる3つのステップ
①自分を“丁寧に扱う”
スキンケアを「作業」にせず、
「自分へのお礼」のように時間をかけてみる。
髪を乾かす時、顔に触れる時、
“あ、私を大切にしてるな”って感じられたら、それだけで変わります。
②”変化”を楽しむ
年齢とともに似合う色、髪型、服が変わるのは当然。
でも、それは「失う」ことじゃなくて、
“アップデート”なんです。
昔の服が似合わなくなったら、
「新しい私が出てきたんだな」って思ってみてください。
③ “比べる”より“感じる”
SNSで誰かの肌や体を見て落ち込むより、
昨日より今日の自分の肌を見て、
「少し元気かも」って感じてみる。
その小さな実感が、いちばん続くモチベーションになります。
”いまから”がスタートライン
「もう遅いかも」なんて思う必要はありません。
気づいたときが、再スタートの合図です。
美容も、心のケアも、始めるのに期限なんてない。
いまこの瞬間に“自分を大切にしたい”と思えたあなたは、
もうすでに、前に進んでいます。
若い頃のあなたも素敵だった。
でも、いまのあなたには“深み”がある。
そしてその深みは、時間の贈りものです。
だから、焦らなくていい。
ゆっくり、自分を育てていきましょう。
がんばろうとしてるあなたを、ちゃんと応援しています。
(……ちなみに私は最近、
夜のスキンケアをしながら深呼吸する時間がいちばんの癒しです。
20代の頃の「寝落ち上等」な私に教えてあげたい(笑))
おわりに
“戻る”ことはできないけれど、
“育てる”ことは、いつからでもできる。
そして40代の美しさは、
がんばりすぎない優しさと、あきらめない強さのバランスの上に咲く。
あなたの毎日に、その花がゆっくりと開いていきますように。