今日はその「髪がどうやって作られるのか」を、
できるだけわかりやすく簡単にお話ししようと思います
🌱髪ができる流れ:ざっくり言うと
つまり、
「食べたものが血になり、その血が髪を育てる」
というのが本質です。
🩸1. 髪は”もと”は血液から
👉 まず大切なのは、“血のめぐり”を整えること。
髪は「ケラチン」というタンパク質でできています。
このケラチンをつくる材料が体の中に届くには、まず 血流 が必要。
- 鉄 → 酸素を運ぶ(毛根に栄養を届ける)
- 亜鉛 → ケラチン合成を助ける
- タンパク質 → 髪そのものの材料
- ビタミンB群 → 代謝をサポート
つまり、血流が悪くなると髪まで栄養が届かず、
「細い・抜けやすい・ツヤがない」状態になってしまうんです。
🌿2 毛根の奥で“髪の製造工場”が動く
髪の根っこの下には、
「毛母細胞(もうぼさいぼう)」 という細胞が並んでいます。
この毛母細胞が、血液から届いた栄養を受け取って、
どんどん細胞分裂をくり返し、
角化(=固まる)して“髪の毛”になります。
🧠イメージで言うと…
毛母細胞=髪の毛の工場
栄養=原材料
血液=運送トラック
なので、血流が滞ると「工場に材料が届かない」→ 髪が育たない、というわけです。
💆♀️3. 髪を押し上げる“頭皮環境”が大事
できたての髪は、最初は頭皮の下にあります。
それが少しずつ押し上げられ、
表面に出てきたのが「私たちが見る髪の毛」。
ここで重要なのが、頭皮の環境。
毛穴が皮脂や汚れで詰まっていたり、乾燥して硬くなっていると、
髪がスムーズに生えてこられなくなります。
👉 だから「予洗い」が効果的なんです。
毛穴を清潔にして、毛母細胞に酸素と栄養が届きやすくする。
これだけで“育つ力”が全然変わります。
🌸4. 髪の“成長サイクル”を知ろう
髪には「ヘアサイクル(毛周期)」があります。
| サイクル | 期間 | 何が起きている? |
|---|---|---|
| 成長期 | 約2〜6年 | 髪がぐんぐん伸びる |
| 退行期 | 約2〜3週間 | 成長が止まりはじめる |
| 休止期 | 約3〜4ヶ月 | 抜けて、新しい髪が準備される |
このサイクルが乱れると、
髪が十分に育たないまま抜けてしまいます。
乱れる主な原因は👇
- 栄養不足
- 睡眠不足
- ストレス(ホルモンや自律神経の乱れ)
- 血行不良
🌼5. 髪は“内と外の両方”で育てる
内側ケア
- タンパク質・鉄・亜鉛・ビタミンB群
- 睡眠とホルモンバランス
- ストレスケア
外側ケア
- 頭皮の予洗い・保湿・紫外線ケア
- 適度なマッサージで血流UP
- 優しいシャンプー選び
💖おわりに:いまからでも髪は変えられる
「もう歳だから」と諦めるのはもったいない。
髪はちゃんと手をかければ、何歳からでも変わります。
私がそうだったように。
40歳のとき、劣等感だらけで鏡を見るのがつらかったけれど、
“予洗いひとつ”で髪が変わり、気持ちまで変わりました。