ある朝、鏡を見たとき。
髪がパサついているだけで、なんとなく顔まで疲れて見える。
そんな経験、ありませんか?
実は、髪って私たちが思っている以上に
「印象」と「気分」を左右するパーツなんです。
肌よりも先に人の目に入るのは髪。
そして、自分でいちばんよく見るのも髪。
だからこそ、ツヤのある髪は
“私、大丈夫”って思える小さな支えになります。
髪のツヤは「年齢」ではなく「扱い方」で決まる
40代になると、髪のハリやツヤが落ちてくるのは自然なこと。
でも、それは「衰え」ではなく「変化」。
若い頃は何もしなくてもツヤがあった。
でも、今は“ケア次第で変わる”時期なんです。
つまり――
ツヤは年齢でなく、扱い方で決まる。
無理に若さを取り戻す必要はありません。
「いまの髪」に合ったケアをしてあげるだけで、
ちゃんと応えてくれるんです。
髪を大切にすることは、自分を大切にすること
ツヤが戻ると、不思議と心まで明るくなります。
それは、髪を通して“自分を丁寧に扱う”ことができた証拠だから。
たとえば夜、ドライヤーをかけるとき。
“早く終わらせたい”ではなく、
“今日も一日おつかれさま”と声をかけるように乾かしてみる。
そんな小さな行動が、
自分への信頼と安心感を育ててくれます。
実際、心理学でも「セルフケア」は
自己肯定感を高める効果があるといわれています。
つまり髪を整えることは、
心の調子を整えることでもあるんです。
外見はあなたの内側のメッセージ
外見で人の印象が決まるのは事実です。
それは「見た目がすべて」ではなく、
“見た目は内面の状態を映す鏡”だから。
髪がツヤを取り戻すと、
周りから「元気そう」「若々しいね」と声をかけられる。
そしてその言葉が、またあなたを元気にする。
この小さな循環が、自信を育てる力になります。
髪の艶を取り戻す3つの習慣
①夜の保湿をルーティンに
肌と同じように、髪も乾燥します。
タオルドライのあと、毛先にオイルをなじませてからドライヤーを。
少し面倒でも、これを続けると手触りが全然違います。
(私は昔は「放っておけば乾くんだから同じでしょ派」でした。
結果、枝毛だらけ。髪が私を裏切りました…笑)
②シャンプーの洗い方を見直す
髪をゴシゴシではなく、頭皮を優しくマッサージ。
“洗う”ではなく“いたわる”。
頭皮の血流が良くなると、根本からツヤが出やすくなります。
③髪を”飾る”より”育てる”
トリートメントやカラーもいいけれど、
根本的な美しさは「健康な地肌」から。
栄養のある食事、十分な睡眠、ストレスケア。
外側と同じくらい“内側の美”もツヤに影響します。
④髪が整うと、心の芯も整う
髪を整える行為は、
「私は私を大切にしていい」と
自分に許可を出すことでもあります。
だから、忙しい朝でも夜でもいい。
1分だけでも“髪を撫でる時間”をつくってみてください。
不思議と、その日一日が少し優しくなるんです。
おわりに “がんばるあなた”に伝えたいこと
ツヤを取り戻したい。
綺麗でいたい。
誰かに見られても恥ずかしくない自分でいたい。
そう思えること自体が、もう立派な“希望”です。
そしてその希望が、あなたを動かしてくれる。
焦らず、無理せず、
でも少しずつ前に進もうとしているあなたを――
私は心から応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。